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旗と幕のお手入れ・保管方法を紹介!生地の素材別に解説

オーダーメイド制作した旗や幕を何度も使っていると、だんだんと汚れが気になってくるものです。
社内行事で掲げる社旗や国旗、部活動の応援幕など、オリジナル旗・幕は適切なお手入れを行うことで長く綺麗に使用できます。
そこで今回は、旗と幕のお手入れ方法と保管方法のご紹介です!
横断幕と旗の生地によってお手入れ方法や綺麗に保管するコツも変わってきますので、大きく2つに分け、生地の素材ごとに解説いたします。
お手持ちの旗・幕をしっかりお手入れしたいとお考えの方は、ぜひ参考にお読み下さい。
- 目次
旗や幕のお手入れ・保管のコツ
旗・幕の種類を問わず、お手入れと保管の際は、最初に下記のコツを押さえておきましょう。
生地の特性に合わせてお手入れを行う

お手入れする前に必ず確認していただきたいのが、旗や幕に使用されている生地の種類です。
横断幕や社旗などのお手入れといえば、洗濯を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし生地の特性によって丸ごと洗濯できるものと、汚れた部分だけ洗う方が良いものがあるので注意が必要です。
記事の後半では、旗・幕の名入れ製作に使用されることが多い生地を布とビニールの2種類に分けて、それぞれのお手入れと保管の方法をご紹介しています。
当店では横断幕や旗に使用された生地の種類は、オリジナル製作した際の注文請書に記載いたしております。
どのような特性の生地で作成された旗及び幕なのか、お手入れする前に事前に確認しておきましょう。
当店で取り扱いのある旗・幕の生地の種類については、下記より詳しくご覧いただけます。
- 参考:
- 旗フラッグ・幕の生地一覧
汚れがひどい箇所は部分洗い
汚れが特にひどい部分は、洗濯する前に汚れの箇所を部分洗いしましょう。
詳しく後述しますが、洗濯不可の生地で制作された旗や横断幕は、汚れた箇所のみの部分洗いが基本です。
薄い布生地であれば、裏面に当て布を敷き、汚れが付いている表面を濡らした布で優しく拭き取ると綺麗にお手入れできる場合もあります。
乾かす際は直射日光を避ける
お手入れをして汚れを落とした後は、幕や旗を直射日光が当たらない風通しの良い場所で乾かします。
オリジナル旗や特注幕のプリント印刷に使われるインクは、日光に直接当てると色褪せてしまう恐れがございます。
名入れ印刷面の劣化を防ぐために直射日光を避け、お手入れ後は日陰や換気扇を付けたお風呂場などで陰干しすることをお薦めします。
長期保管は湿気対策を
お手入れした後にしばらく旗や幕を使う機会がないのでしたら、湿気対策を万全に行った状態で保管しましょう。
保管する前に生地を十分に乾かす、除湿剤を活用するなど、湿気対策が必要です。
布生地でできた幕・旗のお手入れ方法
こちらでは、布生地でオーダーメイドされたオリジナル旗や特注幕のお手入れ方法をご紹介いたします。
布生地の素材は、主に化学繊維・アクリル・綿・絹の4種類。
手で振る応援旗やポールに取り付けて掲揚する社旗・校旗、室内で使用する横断幕やタペストリーなどは、布生地で仕立てられるケースが殆どです。
同じ布生地であっても、繊維の種類や生地の薄さによってお手入れ方法が変わりますのでご注意下さい。
なるべく手洗いか部分洗い
化繊とアクリル、綿でできた布生地の横断幕や旗は、基本的に洗濯可能です。
化繊生地には洗濯機が使えるものもありますが、格安価格のテトロンポンジのように破れやすい薄手生地もありますので、素材に関わらず、布生地の旗・幕は手洗いで優しく洗う事をお薦めします。

手洗いの際はぬるま湯に中性洗剤を溶かし、優しく押し洗いしましょう。
漂白剤や漂白剤入りの洗剤は、幕や旗の色落ちの原因になるので使用NGです。
お手入れしたい応援旗や横断幕が複数枚あるなら、旗同士のプリントの色移りを防ぐために1枚ずつ手洗いします。
洗濯機を使用する場合も、幕をネットに入れて単独洗いする、水流は弱めに設定するなど、生地に負担をかけないよう工夫すると安心です。

優勝旗のように、刺繍名入れやフリンジが施され、絹の布生地で作成された特注旗は洗濯に向いていません。
お手入れの際は、中性洗剤を染み込ませたタオルで汚れを上から叩くようにして部分洗いしましょう。
風通しの良い場所で陰干し

洗濯後は幕及び旗をピンと伸ばして形を整え、直射日光の当たらない風通しの良い環境で陰干しします。
旗や幕に金属製のハトメが付いていれば、錆びないようにハトメの部分だけ先に水気を拭き取っておきましょう。
濡れた状態の横断幕や旗はデリケートですので、生地同士がくっついてしまうとプリントが色落ちする原因になります。
そのため2枚以上のオリジナル旗を同時に乾かす際には、フラッグ同士を離した状態で乾かしましょう。
お手入れし終わって横断幕が乾いたら、印刷面を内側にして軽く折りたたみ、湿気の少ない環境で保管します。
シワが気になったら、化繊生地の旗であれば当て布をしてアイロンをかけると改善します。
ビニール生地でできた幕・旗のお手入れ方法
屋外で使用する横断幕や垂れ幕フラッグなどは、たいてい2類ターポリンをはじめとするビニール生地で作成されます。
ビニール生地は水に強く耐久性も布生地より高いですが、その分長く外に晒され汚れていくものです。
オリジナル幕をより長持ちさせるため、ビニール生地の特注旗も定期的にお手入れすることをお薦めします。
ハトメやレザーの補強、紐などが破損していないかを確認し、幕がまだ使えるようでしたら、汚れを落としてお手入れしましょう。
汚れは洗わず拭いて落とす

ビニール生地の旗や幕は水はけが良いので、生地を水洗いでお手入れするのではなく、汚れを拭き洗いします。
柔らかいタオルやスポンジなどを軽く濡らして、汚れを優しく拭き取りましょう。
表面を強くこすると印刷プリントの剥がれの原因になるので、力を入れすぎずにお手入れするのがコツです。
汚れを拭き取り終わったら、布生地の旗や幕と同様に日陰で風通しが良く、湿気の少ない場所で乾かします。
ハトメ部分に溜まった水分も、忘れずに拭き取りましょう。
生地は丸めて保管
ターポリンはシワに弱く折り曲げられないため、お手入れ後の幕や旗は丸めて保管します。
保管の際は、必ず印刷面を内側にして丸めましょう。
幕をしまう場所も、風通しが良く日光が直接当たらない場所を選んで下さい。
お手入れ方法に迷った場合は制作会社にご相談を

特注旗の正確なお手入れ方法を自分では調べきれなかった、オリジナル幕の汚れがどうしても落ちないとお困りの際は、オーダーメイドを依頼した制作業者に問い合わせることをお薦めします。
製作業者は旗と幕の名入れ制作のプロですので、生地や名入れ加工の特性に沿う最適なお手入れ方法をアドバイスすることが可能です。
当通販店、「フラッグモール」におきましても、過去にプリント注文された横断幕や旗のお手入れ及び保管の方法につきまして、専門家の目線からお客様へアドバイスさせていただきます。
旗・幕の新規製作だけではなく、既にご購入された商品のお手入れ方法についても、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
まとめ
本記事では、オリジナル旗及び幕のお手入れと保管の方法についてご紹介させていただきました。
せっかくオリジナル旗を名入れ発注したのですから、綺麗な状態を長く保ちたいですよね。
横断幕や旗は布地の特性ごとに洗い方・保管の仕方が異なるので、生地に合わせた正しいお手入れ方法を知っていると、その分長くお使いいただけます。
当ショップで発注した幕・旗のお手入れや保管の方法にご不明点がございましたら、旗と幕の激安作成専門店である「フラッグモール」へいつでもお尋ね下さい!
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この度は、当『フラッグモール』をご利用頂き、誠にありがとうございます。当社は何処よりも安く高品質なオリジナル旗の激安制作を行うべく、通販にて社旗や応援旗、連続旗や優勝旗からスウィングバナーに至るまで、様々な特注品の作成を承っております。
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